髪切りたいなー！来週行けるかなぁ。

そして本日も拍手たくさんありがとうございます！
量勝負な拍手お礼すみません。そろそろ変えたいなぁ。
なんかあれみたいこれみたいってのがあったらお気軽にどうぞどうぞ！


今日は食伊。

＊

まるで雨の壁に覆われているようだと思う。ざぁざぁと強く降る雨音に、支配される部屋、留三郎にひっそりと寄り添う、ふたりきり。留三郎は何を思っているのかこちらを見ることはしないで、手元にある彼の忍具をぐるぐるといじっている。こつんとその肩に頭をぶつけてみたけれど反応はない。それでも全く苦にならない空気は、六年間馴染んだ体温がいつもよりも柔らかなことを肌で感じているからだろう。雨に溶けだす部屋のにおいを胸一杯に吸い込んだ。

「伊作？」

唐突な深呼吸にやっと留三郎の視線がこちらを見る。ぶつかる視線にへにゃりと笑って「幸せだなぁと思って」―まぁ、そう言った瞬間にぴちゃりと雨漏りが鼻の頭に落ちてくるだなんてお約束すぎる。


＊
もっとどろどろになる予定だったんだけど、あれ？


どうせだれも、なんて思ってしまうときを見計らったかのように拍手してくださる方がいて、本当にうれしく思うのです。よわきだめぜったい。あしたからもがんばります！
自分の「あ、これ絶対かわいい」っていうのが文章を書かせる第一歩目なんですが、その「かわいい」が少しでも皆さんの心ににやりを生めばいいなぁと思いながらいつも書いています。少しくらいは達成できているといいなぁ。