「改行が」じゃなくて「改行も」じゃないかと思う今日この頃
今更イナイレににやにやしだしたんですが、イナイレアニメの耳の裏側と膝裏はなにかしらのエロスを感じます。風丸さんの耳の裏側と佐久間きゅんの膝の裏側ぺろぺろしたいなぁと思いながら一日を過ごしてます。
そして私を見事イナイレに引き込んでくれたkwnくんは相変わらずかわいいです。見上げるしかないとかお前・・・くそう・・・かわいい・・・・・・!
あと二つ前の記事の雑高妄想をしてるときに乗ってくれた友人と「タソガレは雑渡さんに対して総ヤンデレだといいよ」「けど尊奈門だけは染まりきれないんだよね」っていう話をしてたんですが、お風呂の中でその会話を反復したら私の中でなにかがはじけた!
ので、本日の一文は二つ前の記事の設定を踏まえて雑渡さんと尊奈門の会話。うっすぐらいです長いです、相変わらず組頭がひどい男。
そして私を見事イナイレに引き込んでくれたkwnくんは相変わらずかわいいです。見上げるしかないとかお前・・・くそう・・・かわいい・・・・・・!
あと二つ前の記事の雑高妄想をしてるときに乗ってくれた友人と「タソガレは雑渡さんに対して総ヤンデレだといいよ」「けど尊奈門だけは染まりきれないんだよね」っていう話をしてたんですが、お風呂の中でその会話を反復したら私の中でなにかがはじけた!
ので、本日の一文は二つ前の記事の設定を踏まえて雑渡さんと尊奈門の会話。うっすぐらいです長いです、相変わらず組頭がひどい男。
*
ざかざかと洗いものに集中しようとしているのに、背中に突き刺さるなにを考えているのかわらかない視線はあまりに強くてないものにしてしまうのは困難だった。大きくため息、一つでくるりと振り返る。ぐるぐるに巻かれた包帯で片目しか覗いていないその顔はこちらの反応にくいと首をかしげた。
「組頭、別に組頭の洗いものだからといって粗雑にしたりはしませんよ」
だからそんなに見るのをやめてください。
心底からの嫌悪を表わすような視線でしっかりとその片目を見据える。だってお前がどこにもいかないようにといったじゃないかと駄々っ子のようなわがままに喉元までせりあがった怒鳴り声をなんとか抑え込む。
「―あなたがふらりとでかけて文句言われるのは私なんですよ」
迷惑です、とはっきりと言葉にしなければこの人は聞いてはくれないことをまだ数年の付き合いだとは言え、お側付きとして下についていれば否が応でも気がついてしまう。タソガレドキ軍忍組頭雑渡昆奈門は正直に言ってとても自由な人だと思う。そこがその人の魅力であるし、自由に動いているかのように見せてヒーローじみたところもあって、忍軍に所属するほとんどの人間は雑渡のカリスマの元にあるといっても過言ではないだろう。
それは特に雑渡に近しい人間になればなるほど、強くなる。例えば自分の前に雑渡のご用聞きを行っていた先輩の高坂はもう、ちょっとどうかしてしまっているレベルだと思う。さすがに先輩の手前では大きな声ではいえないけれど、はっきりいって怖い。
たぶん高坂は尊奈門が雑渡のそばにいることすら気に入らないのだろうな、とはうすうす感じている。尊奈門の行いに対してがみがみとお小言を述べるのは大抵高坂だった。そうしてそのがみがみは雑渡が忍術学園の生徒の元に通うようになってからさらに増えた。なんで止められないのだと言われても百戦錬磨の雑渡と自分では追いかけっこだって勝てるはずないことに気がついてほしい。
「まぁ、いいけどねぇ」
用意された竹筒からずずっと雑炊をすすって雑渡の視線がそれる。押してダメなら引いてみろとも言うしね、と続いた言葉は聞かなかったことにする。雑渡が忍術学園に通っていることは先ほども述べたけれど、それが善法寺伊作という少年に会いたいがためだと言うことは今や(言わないにせよ)少しでも雑渡と関わりのあるものは気がつかざるを得ないことだった。―好きだと雑渡は言わない。たぶんそんな生易しい感情ではない。それに触れるのが怖いから尊奈門はその件に関してはあまり口を挟まないことにしていた。―のだけれども、あまりに度重なる外出を高坂に見咎められ怒られてしまったので、いやいやながら今日は外出しないでくださいとお願いをしたのだ。まさか聞き入れられるとは思わなかったけれど、こんなに鬱陶しいのなら正直忍術学園に行ってくれても構わないと心の底では悪態をついた。
じゃああんまり見ないでくださいよ、そういって洗いものに戻る。今度こそ心を無心にして、さも組頭なんて知らないふりを成功させよう、そう思った矢先に今度は雑渡から声がかかった。
「そういえばあとで高坂に部屋に来るようにいっといて」
「は?」
雑渡が高坂を部屋に呼ぶのはそういう意味があるということを知ったのはいつだったろうか。そうして高坂の想いに気がついたのは。けして敏いとは言い難い尊奈門ですら気がつくのだ、雑渡がその気持ちに気が付いていないわけないだろう。高坂さんは、心の中で思う。どうしてこんな男を独り占めしたいだなんて思うのだろう、自分ならば絶対ごめんだ。
愛している人がいるのだと視線で訴えておきながら、指先で自分を好いた、そうしてその想いに応えるあてのない男の身体に触れる。たとえそれが雑渡の恋の苦悩から出ていたとしても(まぁ実際は高坂と雑渡の関係は善法寺伊作に会う前から始まっているのだから、雑渡にとって高坂は本当に都合のよい身体というものなのだろうけれど)、許されることではない。
「―組頭は、ひとでなしですね」
はっとため息をつきながら言うとこの忍軍でそんなことをいうのはお前だけだよ、なんて朗らかに笑われる。いつの間にこんなにそばまで来たのか、慈しむことをしない指先が尊奈門のあごを捕らえていた。あぁ、こんな人絶対に好きになりたくない。そんなことを真剣に思いながら、それでも落ちてきた唇から逃れる術を持っていないのだ。
*
雑渡さんは怖くて伊作には触れられない。
尊奈門は尊敬できる部分も多いけど、こういう肉欲関連に関して雑渡さんのことを本当に軽蔑しててもいい。高坂さんにもっと目を向けてあげてもいいじゃないですか、とか思ってる。あ、けど愛を知らない(与えられない)雑渡さんにじゃあ私がいますよっていう尊奈門も好きですよ!雑諸もすき!
ざかざかと洗いものに集中しようとしているのに、背中に突き刺さるなにを考えているのかわらかない視線はあまりに強くてないものにしてしまうのは困難だった。大きくため息、一つでくるりと振り返る。ぐるぐるに巻かれた包帯で片目しか覗いていないその顔はこちらの反応にくいと首をかしげた。
「組頭、別に組頭の洗いものだからといって粗雑にしたりはしませんよ」
だからそんなに見るのをやめてください。
心底からの嫌悪を表わすような視線でしっかりとその片目を見据える。だってお前がどこにもいかないようにといったじゃないかと駄々っ子のようなわがままに喉元までせりあがった怒鳴り声をなんとか抑え込む。
「―あなたがふらりとでかけて文句言われるのは私なんですよ」
迷惑です、とはっきりと言葉にしなければこの人は聞いてはくれないことをまだ数年の付き合いだとは言え、お側付きとして下についていれば否が応でも気がついてしまう。タソガレドキ軍忍組頭雑渡昆奈門は正直に言ってとても自由な人だと思う。そこがその人の魅力であるし、自由に動いているかのように見せてヒーローじみたところもあって、忍軍に所属するほとんどの人間は雑渡のカリスマの元にあるといっても過言ではないだろう。
それは特に雑渡に近しい人間になればなるほど、強くなる。例えば自分の前に雑渡のご用聞きを行っていた先輩の高坂はもう、ちょっとどうかしてしまっているレベルだと思う。さすがに先輩の手前では大きな声ではいえないけれど、はっきりいって怖い。
たぶん高坂は尊奈門が雑渡のそばにいることすら気に入らないのだろうな、とはうすうす感じている。尊奈門の行いに対してがみがみとお小言を述べるのは大抵高坂だった。そうしてそのがみがみは雑渡が忍術学園の生徒の元に通うようになってからさらに増えた。なんで止められないのだと言われても百戦錬磨の雑渡と自分では追いかけっこだって勝てるはずないことに気がついてほしい。
「まぁ、いいけどねぇ」
用意された竹筒からずずっと雑炊をすすって雑渡の視線がそれる。押してダメなら引いてみろとも言うしね、と続いた言葉は聞かなかったことにする。雑渡が忍術学園に通っていることは先ほども述べたけれど、それが善法寺伊作という少年に会いたいがためだと言うことは今や(言わないにせよ)少しでも雑渡と関わりのあるものは気がつかざるを得ないことだった。―好きだと雑渡は言わない。たぶんそんな生易しい感情ではない。それに触れるのが怖いから尊奈門はその件に関してはあまり口を挟まないことにしていた。―のだけれども、あまりに度重なる外出を高坂に見咎められ怒られてしまったので、いやいやながら今日は外出しないでくださいとお願いをしたのだ。まさか聞き入れられるとは思わなかったけれど、こんなに鬱陶しいのなら正直忍術学園に行ってくれても構わないと心の底では悪態をついた。
じゃああんまり見ないでくださいよ、そういって洗いものに戻る。今度こそ心を無心にして、さも組頭なんて知らないふりを成功させよう、そう思った矢先に今度は雑渡から声がかかった。
「そういえばあとで高坂に部屋に来るようにいっといて」
「は?」
雑渡が高坂を部屋に呼ぶのはそういう意味があるということを知ったのはいつだったろうか。そうして高坂の想いに気がついたのは。けして敏いとは言い難い尊奈門ですら気がつくのだ、雑渡がその気持ちに気が付いていないわけないだろう。高坂さんは、心の中で思う。どうしてこんな男を独り占めしたいだなんて思うのだろう、自分ならば絶対ごめんだ。
愛している人がいるのだと視線で訴えておきながら、指先で自分を好いた、そうしてその想いに応えるあてのない男の身体に触れる。たとえそれが雑渡の恋の苦悩から出ていたとしても(まぁ実際は高坂と雑渡の関係は善法寺伊作に会う前から始まっているのだから、雑渡にとって高坂は本当に都合のよい身体というものなのだろうけれど)、許されることではない。
「―組頭は、ひとでなしですね」
はっとため息をつきながら言うとこの忍軍でそんなことをいうのはお前だけだよ、なんて朗らかに笑われる。いつの間にこんなにそばまで来たのか、慈しむことをしない指先が尊奈門のあごを捕らえていた。あぁ、こんな人絶対に好きになりたくない。そんなことを真剣に思いながら、それでも落ちてきた唇から逃れる術を持っていないのだ。
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尊奈門は尊敬できる部分も多いけど、こういう肉欲関連に関して雑渡さんのことを本当に軽蔑しててもいい。高坂さんにもっと目を向けてあげてもいいじゃないですか、とか思ってる。あ、けど愛を知らない(与えられない)雑渡さんにじゃあ私がいますよっていう尊奈門も好きですよ!雑諸もすき!
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