更新しました。
ちょこへ＊「雨が降る前に」
雷を怖がる小平太もかわいいじゃない、そんな妄想。
先日うｐした食伊と少しだけ繋がっていますので、気になる方はどうぞ。単体でも問題なく読めます。

いつの間にか桜が葉桜になってましたね。
あの色合い見てると本当に桜餅食べたい。あ、我が家で桜餅っていったら道明寺です。自分が9月まで働いてたとこの桜餅が一番好きなんですがもうそろそろ終わりだろうからいくなら早めに行かねば。

そういえばこっそりうっかりしぶにイナイレ円←風をあげました。お月さまがサッカーボールに見えただなんてそんなこと・・・！
私の指先が妄想に追いついてくれなくて困った。

拍手もたくさんありがとうございます！


今日は竹くく！
以前ついったでサイさんにリクしていただいたものに加筆修正・・・というか、ネタだけ一緒で文章は別物ですすいません＞＜

＊

二人の距離はいつだって少し近い。文机をはさんで、向かい合わせ。ふとした瞬間にその黒くつややかな髪の先がこちらの頬を撫でていくのではないかと思ってしまうくらいの距離。だから同じタイミングで顔をあげてしまえば目があってしまうのは必然だった。ゆらり、至近距離で揺れた瞳。な、の形で口が固まってしまったらしい兵助の、赤く染まる頬にふっと笑いを漏らすと、むっと兵助が口をとがらせた。
―まぁ、顔の赤さからか、なんというか、かわいいだけなんだけれども。

「はち、なんで笑うんだよ」
「兵助がかわいいから」

しかたないだろ？そういって笑ってみせるとなんともいえない顔をした兵助がなにか、そう、たぶんばかじゃないのとかそういう言葉を紡ごうとしたけれども、その唇が言葉を紡ぐ前にこちらの唇で塞いでしまえば、もうあとはこちらのものなのだ。