「改行が」じゃなくて「改行も」じゃないかと思う今日この頃
♥ うすもも、ふわり
諸君、私は、木勘が好きだ。
ちょっともだもだしすぎたっていうか、萌えるって体力使うことなんだなとしみじみと思っております。はぁ、なんか木勘に限らずなんですが某様のお話を読んでから、いろいろ書きたくて書きたくてエンドレス。更新分は雷の竹くくと和歌でちょこへとか、鼻の頭に桜の花びらがついた食満に「かわいいー」っていう伊作、おいお前がかわいいんだよバカっていう食満伊・・・は、だいぶ時期が過ぎつつありますね・・・。
そんなわけで季節が過ぎる前にお前がかわいいよな食満伊を書く!
ちょっともだもだしすぎたっていうか、萌えるって体力使うことなんだなとしみじみと思っております。はぁ、なんか木勘に限らずなんですが某様のお話を読んでから、いろいろ書きたくて書きたくてエンドレス。更新分は雷の竹くくと和歌でちょこへとか、鼻の頭に桜の花びらがついた食満に「かわいいー」っていう伊作、おいお前がかわいいんだよバカっていう食満伊・・・は、だいぶ時期が過ぎつつありますね・・・。
そんなわけで季節が過ぎる前にお前がかわいいよな食満伊を書く!
*
緩やかな日差し、儚い見ごろを誇るかのように白くひらひらと風に揺れる花びら。桜の下の芝生に寝転んだ身体には春の匂いが染みついていくようだった。隣で同じように寝転がっている留三郎は、この陽気に勝てないのかうっすらと瞼を閉じている。規則正しく上下する胸の上にひらひら、薄桃。彼によく似合う、忍び装束とは違う緑の上に落ちた花びらはまた風にさらわれて簡単に舞いあがった。
「あ」
力があるとは言えない風に舞い上がった花びらは、留三郎の鼻の頭にうまいこと着地する。本人は気が付いているのかいないのか、行動を起こす気配はなかった。
風が吹く前にもう少し。
その顔を真正面から拝んでおきたくて肘をついて身体を起こす。ぐい、と留三郎の顔に影を落とす。つい零れた「かわいいなぁ」の言葉にこらえきれなくなったらしい留三郎がぷっと吹き出して瞳を開けた。鼻の頭の花びらはぶしつけな指先にはがされてふわふわ、また風に乗る。
「お前の方がかわいいだろ」
どう考えても。
そういって先ほど花びらに触れていた指先が今度はこちらの髪に触れた。なにかをとるように動いたその指の触れた個所に視線を動かす。
「ほら、花びら」
留三郎はなぜかひどく楽しそうに笑って、ひらり、また一枚風に乗せた。
緩やかな日差し、儚い見ごろを誇るかのように白くひらひらと風に揺れる花びら。桜の下の芝生に寝転んだ身体には春の匂いが染みついていくようだった。隣で同じように寝転がっている留三郎は、この陽気に勝てないのかうっすらと瞼を閉じている。規則正しく上下する胸の上にひらひら、薄桃。彼によく似合う、忍び装束とは違う緑の上に落ちた花びらはまた風にさらわれて簡単に舞いあがった。
「あ」
力があるとは言えない風に舞い上がった花びらは、留三郎の鼻の頭にうまいこと着地する。本人は気が付いているのかいないのか、行動を起こす気配はなかった。
風が吹く前にもう少し。
その顔を真正面から拝んでおきたくて肘をついて身体を起こす。ぐい、と留三郎の顔に影を落とす。つい零れた「かわいいなぁ」の言葉にこらえきれなくなったらしい留三郎がぷっと吹き出して瞳を開けた。鼻の頭の花びらはぶしつけな指先にはがされてふわふわ、また風に乗る。
「お前の方がかわいいだろ」
どう考えても。
そういって先ほど花びらに触れていた指先が今度はこちらの髪に触れた。なにかをとるように動いたその指の触れた個所に視線を動かす。
「ほら、花びら」
留三郎はなぜかひどく楽しそうに笑って、ひらり、また一枚風に乗せた。
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