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「改行が」じゃなくて「改行も」じゃないかと思う今日この頃
04.20 *Sun
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10.02 *Sat
そしてお豆腐の日いらっしゃい!

ついった常駐民すみません華月です。
ケータイのbkmを増やしました。さぁどんどん豪華になってくぜ!
ご挨拶に伺おうとは思ってますがいかんせんチキンなのでげふん。
6年→5年→3年の順に並べ変えました。あいうえお順にする気力は/(^o^)\
三年生ランク様が消失している?ようなのでさもんランクに乗りかえました。
以上事務連絡でしたっ
お話もバイトやめてわりと時間に融通がきくようになったのでたくさん書きたいです><
なにかリクエスト等ありましたらどうぞ(こそこそ
まずはついったでまさかの方から頼んでいただいた長い間食伊妄想をぶちまける!

ポケモンはどうしてそのレベルで勝てたwwwwっていう状態のままクリアまで行きました。いまからが怖い・・・。とりあえずはやく愛しのらいぞー(チルタリス♂)とデンリュウを連れてこなければばば・・・ほろびのうたって使えると思うんだ。
それにしてもえぬさまああああああああ!!!!
いやけど一番好きなのはアーティさんなんですが。

えと、お返事不要とのことですが環さま。
お心遣いいただけること、もう本当に涙が出るくらい嬉しいです><
えへへ、いつか機会があったらいろいろお話してみたいです笑!
環さまのような方がいらっしゃると思うと勇気100パーセントどころか10000パーセントくらい出る気がします^////^ ほんとうにありがとうございました!


以下留伊の日とかついったろぐと全く関係ないたけくく鉢雷ついったろぐ



(食伊)

なんで屋根のあるところでぬれるんだろう。ため息まじりに伊作がいった。昼過ぎから降り始めた雨は止む気配もなく降り続けている。先ほどごうごうと音を立てて過ぎ去った貨物列車がびしょぬれの原因だ。隣にいたのにピンポイントで伊作だけ。ずるいよ、留三郎。そういわれてもどうしようもないのだ。



雨の日は嫌いだ。傘のせいで二人の距離がいつもより少しだけ遠い。くるくる回る紺色に雨音が跳ねて、留三郎の声が聞こえづらい。「伊作?」聞いてた?留三郎がこちらの顔を覗き込む。なんとなく雨に負けるのは癪だからぱたん、と傘を閉じて留三郎に寄り添うことにした。



朝から降っていた雨はやんだけれど空を覆う雲はそのままで、僕は携帯片手になにをするでもなくベッドに転がっている。電池切れの携帯、真っ暗な画面にまぬけな自分の顔。留三郎がいたらぶっさいくと笑うだろうか。顔を思い出したら声が聞きたくなって、しかたないなあと充電を開始した。



「いーさ」柔らかな声が名前を呼ぶ。ふわふわ、まどろみの中でその声を聞く。もう少し寝ていたいなぁ、そう思うけれど留三郎がこちらをゆする手は強くなるばかり。不満そうに眉をしかめると、苦笑の気配と一緒に眉間に唇が落ちてきた。―別に、王子様のキスを待っていたわけじゃないのだけれど。

そう思ってぎゅ、ときつく目を閉じる。そもそも眉間にキスして起きるようなお姫様はいないのだ。いくら王子様がかっこよくったって眠っていては見えはしないし。堕ちてきた唇はしばらくその場にとどまって、離れる前に、ぺろりと戯れるように舌で眉をなぞられくすぐったさに身震いした。

「起きてるんだろ?」そう聞かれればしぶしぶ目をあけてしまうのは、目を閉じて留三郎の顔を想像するよりも目の前にある本物の方がよっぽどかっこいいということを僕は知っているからだ。「おはよう」柔らかにこちらに笑いかける留三郎は―もう本当に朝から心臓に悪いよ、と心の中で毒づいた。



ゆるやかな朝日のもと、それとは異なる重苦しいため息。えへへごめんね留三郎なんて笑ってみたけど彼の顔は苦々しくなるばかりだ。「…10月になって最初にすることがお前を落とし穴から救出することかよ」文句を言いながらも手を差し伸べてくれる留三郎がいるからきっとしかたないことなのだ。

調子はずれの鼻歌はもちろん隣の伊作からだ。「なんで鼻歌なんだよ」「今日は留三郎が僕を助けた100回目の記念日だから」「数えてんのかよ」「まさか、勘だよー」けらけらと笑う適当な男は、だけど満面の笑みでありがとう留三郎なんていうからまた助けてやるのも万更ではないなんて思うのだ。



「今日帰るから」そう告げると受話器の向こうの伊作はえ、と声を詰まらせた。君、もう帰ってこないって言ったよね?久々に聞いたその声は確かに怒っているのに、ひどくいとおしい。「ごめん」それだけ返すと呆れたようにため息をついた伊作は「ご飯は食べた?」と言うからなんだか笑ってしまった。



いつの間に夜が来てたんだろうね!楽しそうに伊作が言った。めずらしく二人でいったお使いは不運の力なのか予定よりもだいぶずれこみ、気が付いたら空は薄墨色だ。「ねぇ留三郎、せっかくだから手を繋ごうよ」―もとからその気だったのだけれど。



(竹くく)

いつの間にか夜が来るのが早くなった。吐いた息が白くなることはないけれど、触れた空気はひんやりとしている。冬は嫌いだった。それでも今は柔らかな黒髪の匂いを嗅ぐようにその背中に張りついても「カイロ代わりだな」といって笑ってくれる人がいるから、待ち遠しくて仕方ないのだ。



(鉢雷)

「惚れた弱みっていうけど、じゃあやっぱり僕は三郎に弱いのかなあ」「は?」ごく当たり前のような口調で雷蔵が言うから驚いて振り返る。思ったより近い顔に心臓がはねた。「なにをいってるんだい雷蔵」私の方が君に惚れてるんだけど?いつだって弱いのは自分なのに!

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