忍者ブログ
「改行が」じゃなくて「改行も」じゃないかと思う今日この頃
04.20 *Sun
 [PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

                   
12.05 *Sun
そういえば昨日の日記でrkrn文章のっけてる日記が139だった。

意図せずにいちゃこらする食伊を書いていてわたくしとても満足であります。というか暇人すぎてすいません。食伊書くの楽しいです。にんたまきゃっきゃっさせるの楽しいです!(●´艸`)
これからもなんやかんや書き続けると思いますがどうぞ生ぬるい目で見守ってくださるとありがたく思います!


そして今日も全く話の流れとは関係のない木←勘です。



『ほろり、ほどける心だけ信じた』


 好きになったのはいつからだろう。どれだけ考えてもうまく答えが出てこないそんなことを考える。じりじりと揺れる灯りが照らしだす先生の横顔。ごつごつしているけれど、その顔はよく級友たちが言っているように怒りばかりを乗せているわけではない。よく笑うし、困った顔だってする。その顔をかわいいだなんて言っても、当の本人にすら信じてもらえないから心の中で言うだけだけれど。

「なんじゃ、勘右衛門」

 先生の顔を見つめ続けたまま筆を動かそうともしない呆れたらしい先生のため息が空気を揺らした。夜の空気はひどく濃密に動く。その空気に落とし込むように「先生のこと好きだなぁと思って」とにっこり笑って言った。ぐっ、と言葉に詰まったらしい先生は、すぐに息を吐き出す。

「お前だって昔は散々儂のことを怖がっていただろうに」

「吊り橋効果ですかね」

 先生が呆れたような、困ったようなそんな表情を浮かべる。まったくお前は、は会話を切り上げるための先生の常套句。そんな風に先生のことを少しずつ知っていくたびにほどけていく場所があることを先生はきっと信じてくれないのだろう。たとえばもっと他にいるだろうとかそんなことをよく先生はいうけれど、自分はそう、ほろりとほどけていく心を信じたいのだ。



title by cathy

最近書くお話の先生へたれすぎてアーッ!すいません(´・ω・`)
吊り橋効果がこの時代にあるわけないだなんてアーッ!
PR
                   
▼この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メール
URL
コメント
パス   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
prev * HOME * next
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
ブログ内検索
Pict by irusu
忍者ブログ [PR]