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「改行が」じゃなくて「改行も」じゃないかと思う今日この頃
04.20 *Sun
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12.04 *Sat
難しいことは考えられない。
とりあえず食伊が好きだ。木勘も、竹くくも孫さもも鉢雷も。みんながいちゃこらきゃっきゃっしてるのが好き。それ以上になにがあろうか。
私はとにかく自分の萌えを吐きだすために言葉をつづるし、それ以上でもそれ以下でもないのかもしれない。ただ、それを読んで少しでもきゅん!としてくれた方がいるなら酒でも飲みながら朝まで語りましょうか!って感じ。

すいません、実際はお酒飲むとすぐに眠くなるタイプの人間なので朝まで起きてるなんて\(^o^)/なんですががががw 私の文章の中で人が眠っているシーンが多いのってたぶん、自分が寝るの好きだからなんだろうな。
あと単純に寝顔フェチなのかもしれません。


というわけで以下上の流れとは全く関係のない食伊。



『神様お願いします、わたしを愛してください』



 愛されない子だったとは、言わない。当たり前の愛情を親から、友人から、周りの人間からもらい続けてきたし、それは今だって変わらない。だけどそう、ただ一人から愛されたいと願うことを、悪いことだとはきっと言われない。


「留三郎は神様みたいだね」


 緩やか、触れる頬。困惑した表情、なぞるしわ。唇が動いた、「なんだそれ」。もう六年もそばにいるのに何度触れてもそれは特別な感情を揺り動かす。その声が、指が、温度が、全部が、まるで僕の生き死にを決めるかのような働きをすること留三郎は知っているだろうか。知っていてほしいと思うのは、僕のわがままなのかもしれないけれど。


「なんでしょう」


 にっこり、わらって。

 口づけをねだるみたいに目を閉じた。照れ臭そうに笑う、声。こんなにも鼓動を乱れさせるその人を神様と言わなくて、だったら何が神様なのだろう。そんなことを思う、罰あたりでも留三郎から罰を受けるのなら構わなかった。口づけ禁止の刑とかは、耐えきれないかもしれないけれど。
 そんなこちらの考えなんて知りもしないだろう留三郎はちゅっと音を立てて唇でおでこに触れた。なんでそこなのさ?と目を開いて文句を言うと、「変なこと言うからだろう?」なんて本当は全部わかっているんじゃないかっていう顔で笑うのだ。



title by 王さまとヤクザのワルツ
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