更新ー
鉢雷＊「お月さまと誘い文句」
朝目が覚めてついった見て「は・・・鉢屋の日なの・・・！」っていうことに気がつきました。ずっとあっためててどこかおかしな方向に転がり始めてしまったネタをば。たまには不思議っぽい話もいいんじゃないかなと思いまして・・・。
いつも意味がわからないとかそれはほら、暗黙の了解ってやつですよ・・・！

さて、そろそろ本気出してレポートやります。
ここ2、3日帰省した妹と遊びまくってたので一行たりとも進んでません。
次に妹が帰省するお盆までに終わらせないとまた妹を構い倒してしまうううう・・・。は、脳内妹じゃないですからね！ちゃんと実体です。
もしかしたら一緒に9月の十色難波にいけるかもしれませんわくてかわくてか。


以下甲子園を見る現パロ食伊。
明日の第一試合にわくてかしてる私が通ります。

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テレビからは気持ちのいい金属音が響いてきて、それから絶叫。青春だなぁ、とこぼすと「何、伊作も甲子園とか行きたかった？」なんて楽しそうに留三郎が聞いてくるからそんなわけないでしょ、と返した。そもそも僕は運動自体そんなに好きではないし、団体行動なんてもってのほかだ。
なんだ、とつまらなそうに留三郎がソファをきしませる。暑い夏とは正反対、冷房ががんがんにきいた、寒いくらいの部屋の中。俺がお前を甲子園連れてってやるくらいの青春させてやるのに、というから、ばかだなぁと笑ってやった。
こちらの笑いにつまらなそうな表情が一変してなんだよ、と笑った留三郎に「僕たちの青春には冷房がきいた部屋の方がお似合いだと思うよ。―まぁ青春って年でもないけど」と返す。それをいったらおしまいだろ、といった留三郎のひんやりした手が、同じように冷え切った頬をそっと包んだ。


＊
熱くない青春の形。