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「改行が」じゃなくて「改行も」じゃないかと思う今日この頃
01.04 *Sat
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02.17 *Wed
rkrnに乗り遅れたバレンタインもの更新ー
竹くく現パロ*「あまいあまいきみとぼく」
孫さも*「きみにチョコレート」
竹くくは波音リツのハイパーチョコクリスピーガールっていう曲を聞いたらいてもたってもいられなくなったので書いた。改行が迷子ですいません。本当は曲にちなんでタイトルを「おいしいちょこのつくりかた」にする予定だったんですがそういうタイトルの本を思い出したのでやめました。それから勘ちゃん・・・ほんとにごめん・・・!
孫さもは前に日記に書いた奴にちょっと文章を増やしただけです。孫さもはほんとにもうきらきらさせれていいですよね。楽しすぐる!
基本的に左門の口にチョコレートを押しこむ孫兵が書きたかっただけの話です。


拍手ぱちぱちもありがとうございますー
そろそろ拍手の話も変えたいなと思っているんですがががが。
次はお題を探してきてお題消費かなぁ・・・。


以下いちゃこらしてるだけの食伊。






二人の夜はひどく穏やかだった。遠くから自主練に励む同級生の声が聞こえた気がしてどちらからともなくくすり、と笑いが漏れた。

「一応忍びなんだからもうちょっと忍べばいいのに」

そういうとギンギン叫びたい年頃なんだよ、と留三郎が笑った。静かな、夜を壊さない笑い方。同じ布団にくるまってそっと鎖骨の近くに残っていた傷跡を人差し指でなぞった。くすぐったかったのかぶるり、と身を震わした留三郎は「お前の触り方、エロい」なんて失礼なことを言った。
失礼だなぁ、と頬をふくらました。この傷を治療したのは自分で、そのときの泣きたいくらいに辛い気持ちは今だって簡単に思い出せた。いちおう、しのびなのに。先ほど友人に向けた言葉を今度は自分に向けてみる。僕はきっと留三郎を裏切れないし殺せない。任務への忠実さよりもなによりもきっと、留三郎への執着が勝るだろうから。
留三郎の唇が額に落ちる。それを甘く受け止める。ひどく幸せだ。

「ねぇ、留三郎」

もし、死んでしまったら生まれ変われるかな。ゆっくりと頬から鎖骨へ、鎖骨からその下へと滑り落ちていく手を止めることなく聞く。見上げた先の留三郎は優しい優しい優しい顔をして、俺は生まれ変わらなくてもいいな、と言った。

「なんで」

生まれ変わったらまた会えるかもしれないのに?怪訝そうな顔を作る。留三郎はあやすようにこちらのわき腹をそっとなでて、「俺は生まれ変わらなくていいから、代わりに生まれ変わった伊作の心臓になりたい」と言った。そうしたらずっと一緒にいられるだろ、だなんてそんな風に優しく言われたら何も言い返せないことを知っているのだろう。ずるいなぁ、と呟いた言葉は降ってきた甘いキスに消えていった。




この食満・・・けまちわるいですね・・・。
食満はこのあと「あー伊作の右手でもいいよ」といって下品だと言って怒られればいいと思います。どうしようもないな・・・!
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