rkrn更新しました！
孫さも＊「キスミー、アゲイン」
前に日記に書いてたやつにプラスアルファ。
オスターさんの新曲とその前の曲を聞いてたらどうしてもちゅっちゅっする孫さもが書きたくて仕方なくなった。そんな感じです。

改装しようかなぁけどなぁを延々と繰り返してます。
rkrn文章増えすぎて見づらいですよね・・・むむむん。
しかもこれからも増える予定であるしな・・・むむむん。
それにしても最初に書いたの半年くらい前のはずなのに今とだいぶ文章違うなぁ・・・。進歩ならいいんだけど退化してそうで怖い＼(^o^)／精進します。


以下再び木←勘。
また若干時代錯誤なこと言ってますすいませんすいません！

＊

旅に出たいんです、と言うと行けばいいだろうと言われたから先生と一緒に行きたいんです、とこちらを向かない先生の背中に言う。呆れたように笑った先生は何も答えない。いっそいつもみたいに怒鳴ってくれたら楽なのに。先生に見えないところで頬を膨らましてそんなことを思う。そうしたら、14にもなって頬を膨らますな、と怒られた。あぁ、やっぱり怒られてもいいから答えがもらえた方が嬉しいなぁと思う。
学園は少し前から夏休みに入っていて生徒の数もだいぶ減っている。先生のお手伝いなんて名目でちゃっかりまだ自分は学園にいるけれど、もうすぐ先生も家に帰るだろうから、休み中はあえなくなる。辛いなぁと思う。
先生と自分の間には大きな壁が立ちはだかっていて、それを壊すのは容易ではない。壊しても壊しても先生が反対側からせっせと作り始めるからだ。忍びだから、教え子だから、年の差があるから。どんなに思っても願っても、手もつなげやしない。

もし、

ふ、と裏裏山の方を見る。もし、あの山の向こうの向こうの、ずっと向こうまで行ったのならば、先生とためらいなく手をつなげる場所があるのだろうか、―あればいいのに、と思った。


（やまのあなたのそらとおく、さいわいすむとひとのいう）


＊
意味もなく覚えてるフレーズってあるんですが、前後は曖昧にしか覚えてないのにこのフレーズだけはふとした瞬間に頭に浮かびます。
上田敏訳『海潮音』から。漢字は自信ないのでひらがなですみません・・・