更新！
食伊＊「愛の何たるか」
別名・雷シリーズ！これ言ったら妹に「雷蔵攻めの話しかと思った」と言われたことはここだけの秘密であります。今のところちょこへと竹くくはお話を思いついているので忘れないうちに早めに書けたらいいなぁ・・・
久々に室町どろどろっぽい食伊を書いた気がします。

すれ違ってる伊作と食満っていいと思うんですよね。お互いちゃんと思いあってるのにどこか違って、うまくいかなくなっちゃう。食満は伊作のことを守ってやりたいと思ってるんだけど伊作は実際そんなに弱くはないから、ギャップがあって。伊作はわかってるし、そんなに弱くないよって言いたいんだけど食満の気持ちを思ってなにも言えない。
っていう、典型的取り返しのつかない別れ方をしそうな二人の妄想がとまりません。

ちょこへと竹くくはもっと明るくなる予定。
あ、明るいとは言い難いけど木勘もそれとなく思いついたから書きたいなぁ。


毎日拍手たくさんありがとうございます↑↑
文章書く歯車がうまく回り出したみたいなのでこの隙に更新頑張ります！
あ、あと原稿も・・・oh　あまりにも文字がびっしり過ぎてこないだまでに何を書いたのか読みなおしたくないというこの残念な感じ。やっぱり自分は短編書きだなぁとしみじみ思いました。


本日は孫さも。
喉へのキスは欲求！

＊

その、白い肌に歯を食いこませるようにかぶりつくと左門が小さく呻いた。顔をあげてもその喉にかみついているのでは表情は確認できないけれど、どうやらぎゅっと目をつぶって、喉が髪切られそうな恐怖に耐えているらしかった。よく見ると思い切り握った腕が震えている。

「左門」

ぺろりとその噛み痕を舐める。幼さの残る瞳がこちらを見て「まごへー」と舌ったらずな声が名前を呼ぶ。ぞくりと背筋を駆け抜けたのがなんだかなんて知る必要もなかった。今度はそっと口づけを落とす。
ふわりとこちらの肩を撫でた指先が確かな意図を持っていることくらい、気がつかないわけないのだ。


＊
あおられているのはどっち？