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「改行が」じゃなくて「改行も」じゃないかと思う今日この頃
06.25 *Wed
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01.04 *Tue
あけましておめでとうございます!

2011年もにんじゃのたまごのいちゃこらで呼吸してます、華月です。
ついったの皆さんと新年を迎えたり、元旦は朔さんのところで開かれた豪華食満伊チャットに少しだけですが参加させていただき、ガキ使を見る食伊とかこたつでちゅっちゅっする食伊とかおみくじひく食伊とかを妄想してにやにやしてました。
そして明後日はなんと!!我らが木勘の神、高遠さんとりゃおさんとスカイプチャットでリレー小説をする予定なのです。

私 また 新年から 運を使い果たしてないか?

2010年が幸せすぎたのに、2011年も最初からクライマックスだぜ!


あしたでやっと年末年始10連勤が終わりです。あんまり辛く感じなかったのはやっぱり、先がないからなのかなぁ。もうあの店でこれ以上働くことはないんだなぁと思うと変な感じだ。
就活がひと段落したら戻ろうかなと思った時期もあったけど、久々に働くと「絶対無理だわwww」ってなるミステリー。私がやってたときよりもさらにさらにさらにめんどくさいことが増えてた。そして相変わらず近くの別のお菓子のお店の友人はいつも店長とケンカしてるんだな・・・。
ただ、お客さんの相手は本当に楽しい。「あぁん?」って思うお客さんもたくさんいるし、絶対自分はこういう客にはなりたくないなって思うような人もたくさんいるけど、笑い返してくれたりすると本当に癒される。そういうお客さんでいたいなぁってしみじみと思う。


以下竹くく!
寒いと竹くくが書きたくなりますよね!




「寒い」

身震いをした。冬の夜、濡れた髪が冷やしていく首筋。当たり前だろ、と竹谷がぱさりとこちらの髪に手拭いをかける。早く拭かないと凍るぞ?そういってこちらの髪を拭こうとしたから慌ててその指先から逃げた。竹谷の拭き方はいつだって乱暴なのだ。だからそんな風に髪が傷むんだよ、ぼそりというと悪かったなと唇を尖らせた、不覚にもちょっとかわいい。ほんわりとした気持ちはそれでもすぐ、手拭い越しに伝わってくる確かな冷たさに引き戻されたけど。

「ねぇ、はち」

ぱたぱたと優しく髪を拭きながら聞いた。竹谷の顔はすぐ近くにあった。

「もし、俺が氷になっちゃったら、どうする?」

一瞬絡めた視線を先に外したのは竹谷だった。なんだそれと言う。そのままだけど、と返す。こんなに寒いから凍っちゃってもおかしくないと思って。続けて言うと呆れたように竹谷が息を吐いた。白く染まる息はこちらの鼻先に届く前に消えた。

「ずっと抱きしめてるよ」

ぎゅうと、凍っていないこちらの身体を抱きしめた竹谷はそういう。竹谷の体温がじんわりと触れたたくさんの場所から広がって、背に触れた指先は冷たいのにまったく不快じゃなかった。

「凍ってるのに?冷たいのに?」
「俺が溶かすから、いいんだよ」

というかその前に凍らせないけどな、耳のすぐ横に来ていた竹谷の口から発せられた言葉が耳をくすぐって、心をざわめかせる。そのざわめきは熱になって身体じゅうを駆け巡っていった。―なるほど、凍っている暇なんてなさそうだ、と思ったのは秘密だ。



タイトルは天野月子さんの「砂糖水」の一節。
この曲本当に竹くくだと思うんですが!!
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