rkrn更新しまし・・・たげふん。
孫さも＊「花前に蝶舞う紛々たる雪」
タイトルは謡曲「熊野」の一節です。私はどうして熊野がそんなにもてはやされる曲なのかはわからなかったのですがとりあえず表現はきれいだと思う。内容は全く関係ありません。まごへと左門がいちゃこらちゅっちゅっしてるだけのお話です。

毎日更新って俺、今週どれだけ暇人だったんだ・・・／(^o^)＼
あとは明日か明後日、企画に提出するお話をうｐしたらしばらくペースを落とす予定です。学生の宿命、テストが近いので。今年の春、みなぎりまくって授業取りまくったのはいいんですが今瀕死状態です。
言語学やばいいいいいい！！！


以下中途半端竹くく。

＊


艶やかな黒髪がはらり、と文机の上に散って、絡まった指先はまるで血液が沸騰しているかのように熱い。そのままその、時に何を考えているのかわからない、長いまつげに縁取られた黒目がちの瞳を占拠する。吸い込まれそうだ、なんて言ったら笑われるんだろうか。

「はち」

不機嫌な声で名前を呼ばれたからなにをいわれるかと思えば背中痛い、と決して女のように柔らかいとは言えない唇から文句がこぼれ落ちた。確かに押し倒してしまった先は文机の上であり、きしり、と軋む音が響いた。

「たまにはこういうのもありだろ？」

わざと、そんなふうに笑ってみる。あからさまな拒否を表情に滲ませた兵助は、あるわけないだろ、と言った。