「改行が」じゃなくて「改行も」じゃないかと思う今日この頃
♥ ひるねびより
最近ミスが多すぎて自分に絶望するしかない華月です。
しかしながらやっちゃったことはもうどうしようもないので次から気をつける・・・!というかそれしかしようがないですよね。どうしてやったんだ、よりも次から気をつける努力を引き出す方がずっと大切だと思う。
まぁ往々にしてそれができないから困るんですよね・・・
たくさんの拍手ありがとうございました!
少しでも楽しんでいただけたなら幸いです!
以下らぶらぶな鉢雷です。
雷蔵が鉢屋に甘いです。
しかしながらやっちゃったことはもうどうしようもないので次から気をつける・・・!というかそれしかしようがないですよね。どうしてやったんだ、よりも次から気をつける努力を引き出す方がずっと大切だと思う。
まぁ往々にしてそれができないから困るんですよね・・・
たくさんの拍手ありがとうございました!
少しでも楽しんでいただけたなら幸いです!
以下らぶらぶな鉢雷です。
雷蔵が鉢屋に甘いです。
*
季節はいつの間にか春から夏へと移り変わろうとしている。くすんだ青色の空は、だいぶ遠くなったなと思う。ごろり、と寝転がったせいで立ち上る草の匂いも来るべき夏を感じさせる気がした。日差しだけはまだ柔らかに降り注いでこちらの眠気を誘う。
「いい昼寝日和だね」
大きなあくびをしながら空を眺めていると、突然影が差してそんな声がかかる。その声にそうだな、と答えてもう一度あくびをするとくすりと笑いを落としたその人は、すとんとこちらのとなりに座った。こちらを見る目は柔らかで、やさしい。今の日差しの温度に、よく似ている、と思った。
「雷蔵も寝る?」
今なら私の腕を貸してやろう、と言って彼の方に自分の右腕を差し出す。びっくりしたように目を開いた彼はそれでもすぐに「三郎はばかだなぁ」と甘く甘く、日差しよりも柔らかなくらいの笑顔で笑って、そうしてこてんとこちらの腕に頭を乗せた。同じ高さで視線を合わせて、雷蔵の眼の中にいる自分は雷蔵の甘さなんか比べ物にならないんじゃないかっていうくらいにとろけた顔で笑っていた。
しびれたらいってよね、と雷蔵が言う。―きっとしびれたって雷蔵の重みのせいだったらそれは心地よいしびれだろうな、なんて思ったことは言ったら気持ち悪がられるだろうから言わないけれど!
季節はいつの間にか春から夏へと移り変わろうとしている。くすんだ青色の空は、だいぶ遠くなったなと思う。ごろり、と寝転がったせいで立ち上る草の匂いも来るべき夏を感じさせる気がした。日差しだけはまだ柔らかに降り注いでこちらの眠気を誘う。
「いい昼寝日和だね」
大きなあくびをしながら空を眺めていると、突然影が差してそんな声がかかる。その声にそうだな、と答えてもう一度あくびをするとくすりと笑いを落としたその人は、すとんとこちらのとなりに座った。こちらを見る目は柔らかで、やさしい。今の日差しの温度に、よく似ている、と思った。
「雷蔵も寝る?」
今なら私の腕を貸してやろう、と言って彼の方に自分の右腕を差し出す。びっくりしたように目を開いた彼はそれでもすぐに「三郎はばかだなぁ」と甘く甘く、日差しよりも柔らかなくらいの笑顔で笑って、そうしてこてんとこちらの腕に頭を乗せた。同じ高さで視線を合わせて、雷蔵の眼の中にいる自分は雷蔵の甘さなんか比べ物にならないんじゃないかっていうくらいにとろけた顔で笑っていた。
しびれたらいってよね、と雷蔵が言う。―きっとしびれたって雷蔵の重みのせいだったらそれは心地よいしびれだろうな、なんて思ったことは言ったら気持ち悪がられるだろうから言わないけれど!
PR
▼この記事にコメントする
カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
応援中!
*参加企画!
ペアができたらあがれるからね
毒虫野郎と方向音痴
どんなにきみがすきだかあててごらん
夏色ベイベー
不運サンドの召し上がり方。
その笑顔で殺して
夕焼けハーモニー
その背中に!(主催企画)
ペアができたらあがれるからね
毒虫野郎と方向音痴
どんなにきみがすきだかあててごらん
夏色ベイベー
不運サンドの召し上がり方。
その笑顔で殺して
夕焼けハーモニー
その背中に!(主催企画)
アーカイブ
ブログ内検索