更新しましたー！
拍手お礼×10種類。久々にこんなにがっつりお話書いたぜ！
食伊と木勘が二種類、あとは文仙ちょこへ竹くく鉢雷孫さも次富が一種類ずつの計十種類のお礼になっています。お題は恋をしたくなるお題さまより「まっしぐらの恋のお題」をお借りいたしました！あ、ちなみにお題決定はいつものようにあみだくじです。

わりと志望度が高いところの選考が5月にずれ込んで、いやまじ、落ちたら落ちたでいいからとりあえずこの間出したESの結果だけでいいからくださいマジでっていう気分です。期限がわからないって怖い。
というかあんまりずれこまれると原稿がうおおうおう。


今日は孫さも！

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手をつないで布団に入る。まるで儀式のようにおごそかに、だけど浮かれる気持ちを隠さないで。左門の手はいつもよりも温かくて、それから布団にはいりきってくっつくとその身体もいつもよりも体温を持っていることに気が付く。肌を傷めない、やさしい体温だ。

「眠いの？」

そう聞く。その声こそとろとろとしてそのまま眠りに溶けてしまそうだけれど。左門がこくりと頷く。じゃあ、おやすみ。その額に唇を落とせばこれ以上ないってくらいとろける笑顔でおやすみ孫兵と返されて―一瞬で寝れる気分じゃなくなったのだけれど、当の左門はもうすでにやすらかな寝息をたてているのだからどうしようもない。