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「改行が」じゃなくて「改行も」じゃないかと思う今日この頃
06.27 *Fri
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01.18 *Tue
昨日の日記てんぱりすぎですね・・・笑
高遠さん本当にありがとううございました!
もう一生ついていきます(`・ ω・´)b

拍手、ランクリ等々ありがとうございます。励みです。
こんなところで一日一文章してないで更新しろよって話ですよね。日記、サイト、ぴくしぶの使い分けに悩む毎日です。しぶはまぁ、割と他ジャンルのお話がメインにしたい。カオスの極み。クモえりに地味に評価がついてて本当にうれしいです↑///↑

世間のrkrnファンの皆様は忍ミュでもりあがってらっしゃいますが、地方民\(^o^)/な自分はいろんな方の感想を見てもだもだしてます。とりあえず竹くくなんだな?そうなんだな?
正直絶対に東京には住めないと思ってたんでいいんですが、こういうときだけうらやましくなります。あと本屋さんの充実具合を聞くとキーッってなる。あとやっぱり伝統芸能の公演がたくさん行われてるのも魅力ですよね(´・ω・`)
鵺みたい・・・。


今日は食伊です。まったくエロくないですがとりあえず押し倒してます。





『最も幸福な瞬間に呼吸をとめたい』



「たとえばこの瞬間に息を止めてさ」

 伊作がそう言った。白い布団を色づかせる柔らかな茶色の髪の毛は、こちらの右手を絡めとっていきそうだ。肌蹴た寝巻からのぞいた健康的な色をした胸板。こんなものに自分は欲情しているのだと、燦々と日が照る時間には考えるものだけれど、夜になれば簡単に欲情した。留三郎は男の子だなぁ。そう伊作が言ったのはいつだったか。自分たちの関係が始まった最初のころまでさかのぼろうとしたけれど、それは案外難しい作業だった。
 こちらの考えなんてまったく気にしない伊作は、その言葉とは裏腹に息を止めず話を続ける。伊作は大抵こうだった。まるでいつもと変わりないように突然話し始める。それが行為をすることへの恥ずかしさからくるのかどうか、確かめたことはない。

「そしたら、留三郎だけを想って死ねるかな」

 息が詰まるのはこちらの方だってこと、伊作は気づいているだろうか。伊作がこういうことを言うたびにどうしようもなく悲しくなる。けれど自分はその悲しみをうまく言葉にできないから「なんだそれ」と言うしかない。

「一番幸福なときに死にたいって話」

 ねぇ留三郎は?とは聞かない伊作は自分で話を振ってきたのに続きはしないの?と止まっていたこちらの手の動きの再開を要求してきた。



title by 星が水没
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