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「改行が」じゃなくて「改行も」じゃないかと思う今日この頃
01.11 *Sat
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05.16 *Sun
突然ですが今空前の木→←←勘ブームです。
マイナーってレベルじゃないですね\(^o^)/

つまり以下はたぎった結果です。
ちょっと江戸時代の思想?みたいなものを参考にしてますのでとっても時代錯誤です。そのあたり許せない方ははい、すいません・・・!
拍手お返事がその下にありますのですみませんがお心当たりの方はとばしてみてやってくださいー!




ぱたぱたとなにも履いていない足をばたつかせる。季節はすでに夏も真ん中あたりまで来ていて、素足でいても暑さを感じるくらいだった。蝉しぐれがどこからともなく降りそそいでいて、からん、とどこかの部屋につるされているのだろうか、風鈴が涼やかに鳴った。

「お前はそこで何をしてるんだ」

ためいきまじり、上から声がかかる。その声が聞こえた瞬間、心臓が存在を主張するかのように早鐘を打つ。せんせい、にっこり笑って―立ち上がることはせずに―その人を見上げる。よく見なれた顔が呆れているのか、困っているのかそんな表情に彩られていた。
―ここは先生の部屋の前で、あまり生徒が座りこむ場所ではないことは百も承知だ。先生を待っていたんです、心の中でつぶやく。声にはしない。声にしないけれどきっと先生には伝わっているんだと思う。もう一度深くため息をついた先生は戸を開け放したまま自分の部屋に足を踏み入れる。戸を閉じることはしない。すとん、と座ったその後ろ姿を見つめることができるのはどうしようもなく幸せだと思う。

「―兵助は?」

先生はこちらを見ずにそう問いかけてくる。兵助はろ組の竹谷と虫採りに出かけちゃったみたいです、あれ豆腐だったかな?そう答える。視線はずっと先生の後ろ姿を見たままだ。けどきっと先生はいま、しかたないなぁという顔で笑っているんだろうと思う。恋を忍べなかった教え子たちを、それでもきっと突き放せない人だから。


「忍ぶって大変」


ぼそりと呟いてみる。先生には聞こえているだろうか。聞こえていなければいい。いつか先生は、忍んで忍んで、そうして最後に煙になったときにその人に伝わるような、そんな恋をしろと言ったけれど現実にはそんな理想みたいな恋はできない。それでも先生はそれをしようとしている人だった。だから自分も、それに付き合うしかない。
ねぇ、せんせいすきです。
音にならないで心の中だけでただ沈んでいく言葉を伝えられる日がいつか巡ってくればいいのに、それだけを今は願っているんです。



時代錯誤すみません\(^o^)/
お話の最後の方は江戸時代に書かれた「葉隠れ」を参考にしてます。
まだ勘ちゃんも木下先生もキャラがつかめてなくて残念な感じですね・・・
精進しよう・・・



以下拍手お返事ですー
パチパチだけの方もありがとうございます!

>春日さま
拍手と感想ありがとうございます^///^
すこしでも楽しんでいただけたなら嬉しいですー
甘党食満いいですよね!食伊はどうしようもない些細なことでひたすらケンカしてるイメージがあります。ソースかしょうゆかとか、歯ブラシの色が気に入らないとか。小学生レベルけんかっぷるだと思ってます\(^o^)/
孫さもはお時間が空いて気が向いたときにでもで大丈夫ですよ!
いつまでもお待ちしておりますゆえ!
これからも仲良くしてくださると嬉しく思いますー!!!
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