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「改行が」じゃなくて「改行も」じゃないかと思う今日この頃
06.30 *Mon
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02.09 *Wed
テストあと一個まできました。ひーはー長かった・・・。
一年や二年の時は言語だけで三つ分テストがあったはずなのでそれに比べれば楽なはずなんですが、なんでだかひたすらうおうおうおー!!って感じでじたばたしてました。
けど今のところ一個漢字ミスをした気ますがあとはなんとか。
しかし、最後のテスト、来週の火曜なんですが「意味とはなにか」とか聞かれてもwww無理wwwwつらいwwww ノート見直してもさっぱり意味が分からなすぎてピンチです。

自分の好きなことを好きなようにやって、それを後悔するような結果にだけはしたくないなと思う。なんというか、いま、すごくもどかしい。
まぁもどかしがってる場合ではないんですがね!うんけど今週末のことを思えば明日なんて・・・!説明会に行くのはいいんですが、まず会場につけるかどうかっていう方が不安で不安で辛いです。あしたのあさ、東京駅できなれてない感満載のスーツで固まっているやつがいたらそれは私です(´・ω・`)
あしたの説明会が終わったらサイトにあげるようにお話書くぞー!おー!


今日は竹くくです。なんというか、ちゅっちゅっしてるだけ。



『酸素のないせかいにふたり』

 沈んでいくみたいだと思った。
 竹谷の長い長い口づけは、こちらの身体から酸素を奪っていく。それはまるで溺れているみたいな感覚だった。―とはいっても、そんなに死にそうになるほど溺れたことなんてないから想像だけれども。手足から感覚がなくなって、まだ溢れるには足りない涙が、だけど目尻にどんどんたまっていく。
 あぁもう、落ちてしまう。
 それが涙なのか意識なのかはわからないけれど、そう思った瞬間に竹谷の唇が離れた。一気に流れ込んできた酸素にむせる。

「へーすけ」

 先ほどまで同じように酸素がない世界にいたはずの竹谷がこちらの名前を呼ぶ、竹谷の声は普段はそんなことないのに、こういうときだけ甘くて優しい。砂糖菓子みたいだ。―砂糖菓子は好きではないけれど、だけど、竹谷のこの声は嫌いじゃないのはけして矛盾とは言わないだろう。
 ぼやけた視界に映る竹谷がそっとこちらの涙をぬぐう。落ちたのは涙だったようだ。その指先が涙の跡をたどり、それから肩に触れる。すでに乱れた衣服の隙間から緩やかに侵入してくる温度に溶けだしてしまうかもしれないと思う。

「はち」

 名前を呼ぶ意味に気がついてくれるだろうか。からめ合った視線に仕方ないなぁという笑顔、近づいてくる顔に意図がきちんと伝わったことを確信した。酸素のない世界に、もう一度ふたりきりだ。



title by 睡恋
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