バイトしてたら「あんみつみっつください」って頼まれたので頭の中でしんべえが歌い始めました。

いますごく長編スイッチが入ってきてですね、めずらしく4000字くらいお話を書いてます。いや、たぶん4000字って普通の人からしたらめずらしくもなんともないんでしょうが私にはいろいろと限界です。普段の文章ってだいたい1000字くらいなんですよね……
食満伊のつもりで書いてるんですが書きたいシーンが雑渡さんメインであうあう／(^o^)＼　メモ帳のタイトルが「けまい？」なレベルには食満どこ行った状態です。いやけどそろそろ食満もでばりだしたよ！
そんなお話にもうちょっと食満と伊作のいちゃこらやら葛藤やらをつけ足して9月の忍フェスで出すつもりです。……っていっとけばがんばれるんじゃないかなとか！

よりさんとなこちゃんがすっごいうらやましいことをしてるみたいなんですが！私は二人の文章ともすっごい好きだなぁと常々思ってます。よりさんはしっとり霧雨みたいな感じが、なこちゃんはショートムービーみたいな感じが、すごく好きです。それにしても自分の語彙のなさよ……


今日は久々に鉢雷！

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「雷蔵、私の本当の姿は鵺なのかもしれない」

ぺたりとその膝に頭をつけて、そんなことをうそぶいてみる。こちらの、雷蔵を模したふわふわの髪の毛をゆるゆるととかしていた雷蔵はこちらの言葉にふっと手を止めて、それからゆっくりとこちらを見た。

「なぁに、それ」
「うつお舟に乗って流されてるんだ」

ぱちぱちと瞬きをした雷蔵の口から柔らかに言葉が零れ落ちた。自分には絶対にできない声の出し方だ。その声に、雷蔵の視線からゆっくりと視線を外しながら答える。そうすると「あぁ、昨日見た能の話？」とやっと合点がいったように答えた。

「雷蔵は私を助けてくれるか」
「うーん、どうだろう」

困ったように笑ったその顔が否と言えないことを知っている。


＊
いつか能の『鵺』でお話を書いてみたいんですが先はながそうである…