更新！
食伊＊「あなたがあまりにやさしく笑うものだから」
黛さん主催の年の差食満伊企画に参加したものです。
なんか一人場違い感満載／(^o^)＼　おとめさぶろう本当にすいません・・・。
ぜひぜひ、企画を見に行ってください！萌えで顔の筋肉がゆるむこと請け合いです。年下な伊作もいいよのううへうへけど年上な伊作も萌えるにやにや！

そしてもう一個！
なこちゃんがこの間の合宿のあれこれをまとめてくれました。
つhttp://nanos.jp/choucho/page/63/
以前紹介したリレー小説についてクイズ企画とかもあるよ！
本当になこちゃんには感謝です(*´∀`*)ありがとうううう！！


今日はついったろぐちょこへに加筆修正。
ちょっと前に書いた食伊とテーマは共通です。

＊

見つめあえば世界は色を変えていく。

「ちょーじ！」

にっこりと笑って小平太がこちらの名を呼ぶ。その声が、その表情が、こちらを捉えて離さないことに小平太は気が付いているのだろうか。気が付いているのだったら、相当に意地悪だと思う。

「ん・・・」

うながされるままにその頬に緩やかに指を這わす。
小平太の頬は温かく、それから柔らかくてまるで子供のものだ。いつもは彼の心根を表わすかのように大きくよく動く目が、気持ちよさそうに細められた。躊躇う様子も見せずにこちらの頬にも手を伸ばす。傷をなぞるように動く指は、かさついていて熱をもっていた。

「好きだ」

満面の笑みでそういう小平太の心の内をはかりかねるけれど、ついつられるようにこぼれた笑みはもう隠しようがなかった。―この気持ちに情愛という名前をつけることに躊躇いなんてないけれども、それを口にするには、きっとまだ早すぎる。