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「改行が」じゃなくて「改行も」じゃないかと思う今日この頃
01.10 *Fri
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08.26 *Thu
飲み会に行ったりバイトしたり通常に夏休みをこなしております華月です。
とりあえず飲み会中に「え、昔はブログの文章は読んでたよ?」と普通(?)の友人に言われ目が飛び出そうになったり「ツイッタもちゃんと読んでるから☆」と言われてびっくりしたりしてました。つまりびっくりしかしてないんですがww
とりあえずこれを機会に周りがさらにrkrnにはまればいいな、と思いましたまる

そういえばスカイプはじめましたなど。
もともと友人が高飛びしちゃうのでやろうって話になったのですが一向に連絡が来ないとはこれいかに。ケータイは日本においてくから、と言われちゃったのでどうしようもない/(^o^)\ (追記)連絡来てた!確認不足だと・・・?ごめん!!(/追記)
このままでは10月10日、日帰り強硬策だわ・・・!
まぁ9月十色を日帰りで乗り切るつもりなことを思えば全然問題ない距離と時間なんですが。ここ見てたら連絡くれーと念じておく。無理かなぁ(´・ω・`)

次の更新ははちふわの日!になにかしたい(という願望


本日もついったろぐ!
30↑もんじとJKせんぞー、17歳食満と20歳伊作♀という特殊設定ものです。




(文仙)

お前、足だしすぎなんじゃねぇの…と言われたから見せつけるように大袈裟に脚を組み直して、見せねばもったいないだろう、と鼻で笑ってやった。そんなこちらになにを思ったのか曖昧に笑いを返してきた文次郎は、そんなの俺にだけ見せてればいいだろう、なんていう。

頬に集まった熱は冷めそうにない。慌てて顔を逸らして「なんだ、今更私の魅力に気が付いたのか」なんて声が震えている。そんなこちらに目を細めた彼は、そんなのとっくに知ってると言った。知らなきゃ10以上も下の小娘にやきもきさせられたりしない、なんてひどく優しい声で。

「お前は気付いてねぇかもしらねぇけど、俺は結構独占欲が強いんだよ」正面から抱き締められた。耳元、跳ねる声。ばくばくと鳴りだした心臓の音が目の前の男に伝わってしまうのが本当に悔しい。10以上も年上のこの人といるからこそ、余裕の表情でいたいのに。

「ずるい」呟く。その人にしみついたタバコのにおい。文次郎は、ずるい。年の離れたその人を呼び捨てにするのは少しでも対等でいたいから。それなのにその人はあんまり急ぐな、と言うのだ。俺が、追い付けなくなるだろうだなんて。

ばかもんじ、ずるいと言葉を落とす。おう、ずるくてごめんな。甘やかすみたいな声。どうしてこんなに優しいんだろう。こんなのではこのずるさを、許してあげなきゃいけなくなるじゃないか!「俺はお前よりだいぶ長く生きてるから、ずるいこともうまいよ」なんて不器用な彼には似合わないことまで言う。

その日私たちは小さな約束をした。短いスカートをはいてもいいが、なるべく避けることなんておやじくさい注意から―…それから、あとはそう、二人だけの秘密、ということにしておこう。言ってしまうにはとても恥ずかしいことだから。




(食伊)

「留は飲まないの?」うるんだ瞳、少し赤い頬。20歳になるときに染めたという茶色の髪が蛍光灯の下できらきらと揺れた。「俺、未成年だし?」ふい、とそっぽを向く。たった3つの年の差がこんなにも苦しい。そー?じゃあキスしようよ、と顔が近づいてくる。酔っ払うとキス魔になるなんて反則だ。

「― 悪いけど、酔っ払いともキスしないことにしてんの」慌ててその顔を抑えて接触を回避する。触れた頬は熱を帯びていて、自分の手の冷たさがよくわかった。緊張しているだなんて、バカらしい。「もー留のケチっ」と伊作の頬が膨らむ。そのあともなにか口の中で呟いたみたいだけれど聞こえなかった。

そもそもの話、妙齢の男女が一晩を過ごすだなんて問題だとは思わないのだろうか、と「今日伊作のことよろしくね」と出かけたおばさんの顔を思い出す。幼なじみだから、年が違うから、恋が芽生えないなんてそんなわけはない。気がついたときには目の前でまた缶チューハイをあおるその人を追っていた。

「ねぇ、留、お風呂一緒に入ろうか?」にこにことまた爆弾を投下してくる。「は?」険悪な顔で答えると酔っ払いは「えー小さい頃は一緒に入ったじゃん?」なんて楽しげだ。入るわけないだろ、そもそも家で入ってきたと告げると残念そうな顔をされるから期待してしまいそうになる。そんなわけないのに。


「あーぁ、またうまくいかなかった」酔っ払いとはキスできませんと断られた。冷たいシャワーを浴びながら、ため息。本当は酔ってなんかない。お酒には強い方。ただ、そういうことにでもしなければキスなんて、告白なんて、一生できないと思ったのだ。友人にはずるい、と笑われたけれど。

3つの年の差は、案外に大きい。留三郎の周りにはもっとかわいい女の子があふれているのだろうし―それに、こんな風に泊まりに来てくれるってところからして私に対してその気はないっていうことなのだろう。考えると悲しくなってくるから、それ以上考えないようにシャワーの勢いを強くした。
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