昨日の夜中に忍フェス食満伊本のサンプルをあげました。
表紙は友人・ぽんぽんちゃんに書いてもらいました。妹に表紙を見せたら「お前……表紙詐欺も大概にしろよ…」っていわれちゃうくらい素敵な表紙です////　この表紙を見せたくてしぶにあっぷしたといっても過言ではない。
50p、400円の予定です。今日の昼、入稿するつもりだったのに入金すべく郵便局に言ったら気持ち悪くなって、しばらく寝てたせいでなにもできませんでした／(^o^)＼　朝から鼻血は出るし、なんだったんだ今日は……。
しぶ見れる方は是非表紙だけでも！つ花冠
ついでに木勘のサンプルも！つかたいとあわせ

あ、アンケートにご協力ありがとうございました！
20部ほど作っていく予定です。ただ、以前配ったものとはページ編成と紙質がちょっと変わっちゃっております。ご了承ください。取り置き等ありましたら、拍手などからお気軽にお名前と欲しい本をおっしゃっていただければと思います。
……まぁ、取り置きなんてしなくても余裕だと思いますが＼(^o^)／

サイトのオフページも忍フェス前までには更新したいと思います！


今日は中秋の名月ですし、そんな食伊！

＊

飲みこまれてしまいそうだと思う。
夜空の真ん中にぽっかりと浮かぶ月は、煌々とあたりを照らしていて、だから隣を歩く留三郎の輪郭や、その瞳の奥までしっかりとたどることができた。見つめるとぱちりと瞬きをされて、月の光が睫毛を伝ってさらさらと零れ落ちた。
「満月だね」
「そうだな」
きらきらに促されるようにぽつりと零れ落ちた言葉はとてつもなく陳腐なものだったけれど、留三郎が笑ってくれたからそれでいい屋と思った。
緩やかにつないだ手が、秋風に心地良い温度を保っている。